2016/11/28
三つ折りにした状態の席次表って多いですよね。
オーソドックスな席次表は三つ折りになっているイメージがあります。
席次表手作りを頑張っている花嫁さんの中にも、三つ折りの席次表を作ろうとしている方は多いのではないでしょうか。
今回は過去に作成した席次表を元に、
席次表を手作りするときに、三つ折りを綺麗に行う方法について書きたいと思います。
席次表を普通に折ってみる
今回は過去にデザインしたこちらの席次表で三つ折り方法を解説したいと思います。
メニュー、プロフィール、表紙でデザインが別れているので、折りやすいですね。
印刷したものがコレです。
まずは駄目な見本として、感覚を頼りに普通に折ってみました。
適当に折ったのですが、案外綺麗に折れてしまって焦っています。
今回は紙を120g/m程度の少し厚めの上質紙で印刷しています。
これくらいの厚さなら、フリーハンドでもまだ綺麗に折れますね。
これがハガキくらい(180g/m程度)の厚さになるにつれ、折る部分が汚くなっていきます。
席次表を折り線をつけてから折る
次は席次表を綺麗に折る方法です。
紙を綺麗に折りたいときは、まず、折る場所に折り線をつけます。
本来は『ボーンフォルダ』や『鉄筆』を使うのですが、持っていない人が殆どだと思いますので、カッターの背を使います。
30センチ差しを折り線をつける部分の左側に当ててから、カッターの背で線を引きます。
間違って刃の部分で切ると、紙が裁断されてしまうので気をつけましょう。
たったこれだけのことですが、このひと手間をかけるだけで失敗も防げますし、仕上がりも綺麗になります。
初めに折ったものよりも、まっすぐ綺麗に折れています。
薄めの紙だと効果が分かりづらいので、ハガキと同じくらいの厚さの紙で折ってみました。
右が普通に折った紙で、左が折り線をつけてから折った紙です。
右が折り目がガタガタして太くなっているのに対し、左はスマートに折れています。
席次表を分厚い紙で作る場合や、席札を折るときなんかは、特に折り線をつけてから折ることを心がけましょう。
ちょっとしたひと手間をかけるだけで、ぐっと仕上がりがプロっぽくなります。