2016/11/28
結婚式の席次表、エクセルで作ろうとしていませんか?
結婚式の席次表。
式場で注文したら、高級志向の式場だと1部800円近くかかることもあります。
100名招待したら、それだけで8万円。
結婚式全体でみると微々たる数字ですが、馬鹿にはできませんよね。
結婚式の席次表を手作りして、費用を少しでも浮かせたい!そう思う人も多いと思います。
手作りって素敵です。
席次表を手作りすることで、メリットは沢山あります。
- 新郎新婦の温かみが出る。
- 費用を節約できる。
- 細部までこだわって作ることができる。
素晴らしいでです!
ペーパーアイテムを手作りしない手はありません。
でも、ちょっと待って下さい。
席次表作りには、とても危険な罠が潜んでいるのです。
手作りでお洒落な席次表!
それが一歩間違えば
節約感丸出しの、しょぼい席次表。
なんて残念なことになってしまうかも。
こんな人はちょっと要注意。
- パソコンに慣れない人が、ワードやエクセルで必死に作成。
- A4のコピー用紙に印刷。
- 三つ折りの折り目がズレている。綺麗に折れていない。
頑張って作った席次表。
ケチった、しょぼい、なんてマイナスイメージを抱かせないために、とことんまで拘っちゃいましょう!
ゲストから、おっ?と思ってもらえる席次表を作る方法は、色々あります。
- 紙にこだわる
- 形にこだわる
- デザインにこだわる
- 手作りキットを買う
手作りキットを買えば、式場に頼む値段の半値程度で、可愛い席次表が作れます。
だいたいの手作りキットには、エクセルのテンプレートが付いていて、簡単に自宅のパソコンで印刷できるようになっています。
(そもそも、パソコンが苦手な人はあのテンプレートの編集ですら難しいと思うのですが)
だけど、手作りキットの中紙のデザインって、ずいぶんシンプルだと思いませんか?
外側はすごく可愛いんです。
だけど、中身のデザインは単純なんです。
だって、単純にしないと、自分で印刷まで辿りつけない人が続出しますもの。
そもそも、エクセルで凝ったデザインを作ろうとするのも難しいですしね。
なので、手作りキットを購入するつもりの人も、イラストレーターを使って凝った中紙を作ってみましょう。
席次表作成はIllustratorを使おう!
イラストレーター(通称イラレ)というソフトをご存じですか?
Adobe社から販売している、プロのグラフィックデザイナーが使うソフトです。
印刷物を扱うために使うソフトですので、席次表を作成するのにも最適です。
実際、私もこのソフトを使って沢山の席次表をデザインしています。
写真は私が作っている席次表です。これもイラストレーターでデザインして作成しました。
イラストレーターの操作画面はこんな感じです。
エクセルやワードでも、席次表が作れないわけではありません。
センスがあり、かつ、パソコン操作に慣れた方であれば、エクセルでもかなりの高クオリティの席次表を作っていたりします。
だけど、ワードは文章作成ソフト。エクセルは表計算ソフトなのです。
デザインするソフトではないので、レイアウトという点で圧倒的にイラストレーターに劣ります。
例えば、エクセルやワードでは、文字の細かいカーニングができません。
(※カーニングは、文字同士の間隔を調整することです)
5cm×5cmの□の図形を、右から10cm、上から7cmのところに配置する。
なんていう細かい設定も、エクセルやワードでやれば骨が折れます。
だけど、イラストレーターであれば、それが簡単にできるわけです。
だけどこのソフト、残念ながら有料です。
ライセンスを購入して使用するのですが、ライセンス料に一カ月2,180円かかります。
(※年間購入の価格です。1カ月だけ使用するなら3,180円必要です)
ずっと使い続けるには高額ですが、席次表を作るだけなら、1カ月あれば十分です。
そして、嬉しいことにイラストレーターには体験版があります。
体験版を利用することで、1カ月無料でイラストレーターを使用することができます。
つまり、無料で席次表のデザインができるわけなのです。